【肌トラブル】サプリの選び方｜日常的に気をつけることも紹介

「肌トラブルにサプリって効果あるのかな」

「肌トラブルにおすすめのサプリの選び方が知りたい」

こんな悩みや疑問はありませんか？

本記事では、肌トラブルに有効なサプリの選び方や日常的に気をつけることを解説します。
最後まで見ると、肌トラブルを解決するためのサプリの選び方がわかります。
この記事を参考にぜひ自身にあったサプリを選んでください。

この記事の監修者
加藤凌

昭和４２年３月に教育大学卒業。卒業後は小学校（3年間）に赴任し、その後は中学校（30年間）に勤務した。教職（33年間）活動の中で管理職も行ない、職員の健康管理や児童生徒の健康管理を行なった。その後、個人事業で「ギャバ太郎ショップ」を創業し、現在は日本健食株式会社の社長。健康食品販売(20年間)しており、冬虫夏草・サプリメントの効果効能についての調査・研究を行なっている。

肌トラブルの原因とは

肌トラブルの原因は以下のとおりです。

• 生活習慣の乱れ
• 肌バリア機能の低下
• ターンオーバーの乱れ
• ホルモンバランスの乱れ

生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れにより肌トラブルが起こります。
生活習慣の乱れとして以下のことが挙げられます。

• 睡眠不足
• 過剰なストレス
• 過度な喫煙・飲酒

基本的に身体は、夜眠っている間に一日のダメージを修復します。

しかし、十分な睡眠がとれないと、肌の修復が追いつかず、肌荒れの症状がでるでしょう。

過剰なストレスはホルモンバランスや自律神経の働きを乱し、肌のターンオーバーに影響します。

喫煙は肌の代謝に必要なビタミンの働きを妨げるため、肌によくありません。
飲酒も肌の脱水を引き起こしたり、炎症を促進させる影響があるため、肌トラブルの原因になりやすいとされています。

肌バリア機能の低下

肌バリア機能の低下により肌トラブルを引き起こします。
肌バリア機能を担うのは、肌の一番表面にある0.02mmの表皮という組織です。

0.02mmの薄い表皮のため、過剰な摩擦により、角質層が剥がれ落ちてしまい、肌のバリア機能が低下して肌トラブルを引き起こします。
肌のバリア機能は、摩擦や洗顔のしすぎなどの物理的刺激だけではなく、空気の乾燥や紫外線などの環境からの刺激によっても低下する場合があります。

ターンオーバーの乱れ

ターンオーバーとは、新しい皮膚が生まれて古い皮膚がはがれ落ちるサイクルのことです。

ターンオーバーのサイクルが早すぎると、細胞が未熟なまま表面に出てきてしまい、バリア機能が低下します。

反対に、サイクルが遅すぎると、古い角質が剥がれ落ちずに残ってしまい、新しい肌が表面に出てこれなくなります。

上記のことが原因で肌トラブルを引き起こすでしょう。

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れにより、肌トラブルを引き起こします。
体調変化やストレスなどの影響により、ホルモンバランスが乱れると、肌あれの症状があらわれる場合があります。
女性の場合は、生理前後のホルモンバランスの変動が肌あれする可能性があるでしょう。

生理前は、皮脂の分泌を促進する「黄色ホルモン」という女性ホルモンが増えることで、顔がオイリーになり、皮脂が詰まるなどの肌トラブルが起きやすくなります。

肌トラブルにサプリは効くのか

結論として、肌トラブルにサプリは効果的です。
ただし、個人の状態や原因によって異なるため、必ずサプリが肌に効くとは限りません。
自分自身にあったサプリを適切に摂取し、生活習慣や紫外線対策などの日常的な対策をすると、より効果を実感できます。

肌トラブルを起こさないためにすること

肌トラブルを起こさないためにすることは以下のとおりです。

• 紫外線対策をする
• 生活習慣を整える
• 保湿を徹底する
• 栄養バランスのよい食事をとる

紫外線対策をする

紫外線は肌に強いダメージを与えるため、紫外線対策をしましょう。
紫外線を浴びた肌は軽く火傷したような状態になり、乾燥してバリア機能が低下します。

バリア機能が低下した影響で、外的刺激を受けやすくなり、肌荒れが起こって痛みがでる場合があります。
悪いケースだと、色素沈着が残るでしょう。

外にでる際は日焼け止めクリームを塗ったり、日傘をさしたりして、紫外線対策をすることをおすすめします。

生活習慣を整える

悪い生活習慣で過ごしていると、肌トラブルを起こしやすくなるでしょう。
特に以下の3つの生活習慣を整えましょう。

• 喫煙
• 睡眠不足
• ストレス

喫煙

喫煙すると活性酸素が増えるため、肌へ悪い影響を与えるでしょう。
活性酸素とは、呼吸によって取り込んだ酸素の一部が通常よりも活性化した状態のことです。
活性酸素はビタミンCを消費するため、肌へ悪い影響を与えます。

睡眠不足

睡眠不足により、肌トラブルを増加させます。
睡眠時間が足りないと交感神経が優位になり、皮脂の分泌量が増えて肌に影響を与えるでしょう。

自律神経のうち、体の機能を活発化させる神経を交感神経と呼びます。
人は寝ている間に成長ホルモンを分泌し、傷ついた身体や肌の細胞を修復します。
質の良い睡眠をとるためには、以下のことに気をつけましょう。

• 寝る90分前に湯船に浸かる
• 寝る3時間前までに食事を済ませる
• 寝る1時間前以降はスマホやパソコンの画面を見ない

ストレス

ストレスは肌へ悪い影響を与えます。
ストレスを受けると皮膚が血行不良になったり、肌のターンオーバーに支障をきたしたり、ニキビができたりなど肌荒れにつながります。
リフレッシュを適度にし、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

保湿を徹底する

特に乾燥が気になる人は、保湿を重視したスキンケアをしましょう。
肌が荒れる原因は、皮膚表面の潤いが不足し、バリア機能が低下しているからです。
乾燥肌は少しの刺激にも敏感で、痛みを感じることもあります。
風呂上がりや洗顔後は必ず保湿する習慣を身に付けましょう。

栄養バランスのよい食事をとる

肌トラブルを防ぐためには、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。
甘いものや油っこいものを食べすぎると、吹き出物がでたり、オイリーな肌になったりします。
以下のポイントを押さえて食材を選ぶと、バランスのとれた食事になります。

• 主食：ごはん、パン、麺料理
• 副菜：サラダやお浸しなど（野菜、きのこ、海藻、いも類など）
• 主菜：焼き魚やとんかつ（魚介、肉、卵、大豆など）
• 汁物：味噌汁・スープ

栄養バランスを考え、よく噛んでゆっくり食事をしましょう。

肌トラブルに向いているサプリの選び方

肌トラブルに向いているサプリの選び方は以下のとおりです。

• ハトムギは、医薬品を選ぶ
• ビタミンB群を補う
• 継続しやすい商品を選ぶ
• γ－リノレン酸を摂取

ハトムギは、医薬品を選ぶ

肌のターンオーバーを整えるハトムギは、医薬品を選びましょう。
「ヨクイニン」が肌の水分の巡りを正常に保つ効果や、古い角質を除去する働きがあります。

ヨクイニンとはハトムギの種子の殻を割いて剥いて乾燥したものです。
ハトムギには、肌のターンオーバーを促進する働きがあり、それによって美白や肌荒れ、ニキビに 効果が期待できるでしょう。
また、ハトムギに含まれるタンパク質が新しい角質を生まれ変わらせ、皮膚の老廃物を流す働きをしてくれ、肌のターンオーバーを整えてくれるのです。

さらに、ハトムギは肌にうるおいを与え、肌を健やかに保ち、うるおいバリアをサポートしてくれるのが嬉しいポイントです。

ビタミンB群を補う

栄養不足によるターンオーバーの乱れには、ビタミンB群で補いましょう。
ビタミンB2とビタミンB6は肌の新陳代謝に関わる大切な栄養素です。
ビタミンB群は、肌の代謝を促進し、肌荒れを防ぐ効果があります。
ビタミンB群は、食品から摂取することができます。

ビタミンB1は以下の食品に多く含まれています。

• 豚肉
• 豆類
• 玄米

ビタミンB2は以下の食品に多く含まれています。

• 牛乳
• 卵
• チーズ

ビタミンB6は以下の食品に多く含まれています。

• 鶏肉
• 豚肉
• 牛肉
• バナナ

また、サプリメントを利用する方法もあります。
特にビタミンB1 、葉酸、パントテン酸は調理の過程で失われやすい栄養素であるため、サプリメントの方が効果的に摂取できるでしょう。

継続しやすい商品を選ぶ

継続しやすい商品を選ぶことで効果が持続します。
質の高いサプリでも一回の摂取量が多くて飲めない場合は続きません。
サイズ感や一回で摂取する量、摂取するタイミングを確認してからサプリを選びましょう。
サプリ初心者の人は小さくて一日に数回しか摂取しないサプリの方が継続しやすい傾向があります。

γ－リノレン酸を摂取

肌トラブルにはγ－リノレン酸がおすすめです。

γ－リノレン酸とは、カシス種子油や月見草油に含まれる必須脂肪酸のひとつです。

γ－リノレン酸は、正常で健康な皮膚の構造と機能に必要な成分です。
不足すると水分の調節異常が起こり、乾燥を引き起こす上、皮膚のバリア機能が低下してしまいます。

γ－リノレン酸を効率よく摂取するには、月見草オイルがおすすめです。

月見草油には、肌のバリア機能を高める効果があるため、アレルゲンの刺激から肌を守る効果が期待されます。
また、月見草油に含まれるリノール酸やガンマリノレン酸が肌の表面をコーティングして肌内部の水分が蒸発するのを防ぎ、しっかりと肌を保湿します。

月経前症候群( PMS )や更年期症状に対しても働きかけるといわれています。
月見草オイルは、肌トラブルを予防・改善する効果があるとされています。

しかし、過剰摂取には注意が必要です。月見草オイルに含まれるオメガ-6 系脂肪酸の一種であるリノール酸は、過剰に摂取すると炎症を引き起こす可能性があるため、適量を守って摂取するようにしましょう。

月見草オイルはサプリメントとしても入手できます。
肌トラブルでお悩みの方は、ぜひ試してみてください。 

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まとめ【肌トラブルにサプリは有効】

今回は肌トラブルのサプリの選び方や日常的に気をつけることを紹介しました。
肌トラブルに向いているサプリの選び方は以下のとおりです。

• ハトムギは、医薬品を選ぶ
• ビタミンB群を補う
• 継続しやすい商品を選ぶ
• γ－リノレン酸を摂取

この記事を参考にぜひ肌トラブル対策してください。