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”冬虫夏草のふるさと”島根県津和野の魅力!~豊かな文化と美しい自然 - サプリ専門店 ギャバ太郎SHOP本店

津和野、島根県の隠れた宝石、はその豊かな自然と歴史的遺産で訪れる人々を魅了します。この記事では、古き良き日本を感じさせる城下町の風情、国内でも屈指の清流、そして星空観測に最適な夜空の美しさをご紹介します。津和野の豊かな文化遺産と自然の美しさを存分に感じてください。

無数の鯉が群れ泳ぐ山峡の城下町~津和野

 津和野は、島根県の最西端に位置し、山陰の小京都と称される「歴史の町並み」、「自然と清流の里」、そして「天の川が見える夜空」で有名な町です。津和野は、山あいの城下町に、七百年の時間がゆっくり流れる歴史の町です。


島根県津和野町

古くは、悲運の武将として知られる坂崎出羽守直守は津和野の基となる治水、町並みの整備などを進めた名君が有名です。近代では、森鴎外・西周、また安野光雅氏も津和野の出身です。

 

殿町のお堀と菖蒲

殿町のお堀と菖蒲

津和野の殿町にあるお堀は、その美しい風景で知られています。特に、春の時期にはお堀の周辺に植えられた菖蒲が見事に咲き誇り、訪れる人々を魅了します。この菖蒲の美しさは、津和野の自然と調和した風情をより一層引き立てています。 

殿町のお堀は、かつて津和野藩の城下町として栄えた歴史があり、その名残を今に伝える重要なスポットの一つです。お堀と菖蒲の風景は、日本の伝統的な美しさを象徴しており、訪れる人々には日本の四季の移ろいと共に異なる表情を見せてくれます。

春には菖蒲が満開になることから、この時期は特に多くの観光客で賑わいます。水面に映る菖蒲の花と緑豊かな景色は、写真撮影のスポットとしても人気があり、津和野の歴史と自然を感じることができる貴重な場所となっています。殿町のお堀と菖蒲は、津和野町を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい、魅力あふれるスポットです。

 

日本一の清流高津川

高津川は、日本の清流として非常に価値の高い川で、その水質は日本一とも評されています。この川は全長81キロメートルに及ぶ中型の河川で、特に注目すべき点は、ダムを持たない自然のままの流れを保っていることです。このような自然河川は日本では珍しく、四万十川に匹敵、あるいはそれを上回る清流として知られています。

清流高津川と鮎

高津川の水質がこれほどまでに保たれているのは、流域に住む人々の環境保全に対する取り組みの結果です。民家が流域に存在するにも関わらず、地域住民全体が環境保護活動に力を入れているため、このような美しい川を維持することができています。

高津川ではエコツーリズムも盛んに行われており、「旅の発見」とのコラボ企画などを通じて、多くの人々にこの清流の魅力が紹介されています。天然アユの遡上も見ることができ、自然愛好家やエコツーリズムに興味のある人々にとっては、訪れる価値のある素晴らしい場所です。

  

天の川が見える夜空と日原天文台

日原天文台では、夜になると75cmの大型望遠鏡を使用して天体観測を楽しむことができます。この天文台には、さらに4台の小型望遠鏡も備えられており、これらをレンタルすることで一晩中、美しい星空の観察が可能です。

日原天文台

特に夏の季節には、天の川の壮大な姿に驚かされる人も多く、「星のふるさと にちはら」という名前の由来が、この地の澄み渡った大気と息をのむほど美しい銀河から来ていることを実感できます。日原天文台のある地域は、本州で最も光害の少ない夜空として選ばれており、星空を愛する人々にとって最高の観測スポットとなっています。このような環境は、天体観測だけでなく、星について学ぶ機会や自然の美しさを再認識する貴重な体験を提供してくれます。

 

津和野城跡とさだまさしの♪案山子♪

津和野城跡(鷹狩山城跡)

津和野城跡は、鷹狩山の山頂に位置し、津和野藩主の居城でした。現在は城壁の一部や堀が残されており、春には桜の名所としても知られています。城跡からは津和野の町並みを一望でき、歴史を感じさせる風景と自然の美しさを楽しむことができます。

津和野城趾から城下町を一望

♪ 城跡から見下せば 蒼く細い河 橋のたもとに 造り酒屋のレンガ煙突~山の麓 煙吐いて列車が走る ♪。

さだまさしさん作詞作曲の「案山子(かかし)」の一節です。さださんは、津和野城跡から見た風景をイメージしてこの歌詞を書いといわれています。


♪さだまさし「案山子」45年前にリリースされた “いま聴きたい歌"♪

 

津和野カトリック教会

津和野町には、日本で最も古いカトリック教会の一つである津和野カトリック教会があります。この教会は、西洋風の美しい建築が特徴で、津和野の伝統的な町並みとのコントラストが魅力的です。教会内部は、訪れる人々に開放されており、静かな祈りの場としても利用されています。津和野カトリック教会

これらのスポットは、津和野町の歴史的背景や自然の美しさを感じることができる場所であり、訪れる人々に様々な魅力を提供しています。津和野町を訪れた際には、ぜひこれらのスポットを訪れてみてください。

 

神事鷺舞

鷺舞(さぎまい)は、日本の伝統的な舞踊の一つで、特に津和野で有名です。この舞踊は、白い鷺(さぎ)を模した衣装を身にまとった舞手が、独特の優雅な動きで鷺の姿を表現します。鷺舞は、津和野藩主が鷺を愛でたことに由来し、津和野の文化や歴史の象徴として受け継がれてきました。神事鷺舞

津和野の鷺舞は、津和野の美しい自然や古い町並みと共に、地域の伝統と歴史を感じることができる特別なイベントです。この時期に津和野を訪れると、地域固有の文化を体験することができます。

 

太鼓谷稲荷神社(たいこだに いなりじんじゃ)

太鼓谷稲荷神社

国道から見てもひときわ鮮やかに浮かび上がっている太皷谷稲成神社。日本五大稲荷のひとつに数えられています。稲荷ではなく「稲成」と表記しますが、読み方は同じ「いなり」と読みます。

この神社は、数多くの鳥居が連なる参道で知られており、赤い鳥居が続く美しい光景は多くの観光客に愛されています。太鼓谷稲荷神社は豊穣、商売繁盛、家内安全などを祈願する稲荷神社で、全国に数多くある稲荷神社の中でも特に人気のあるスポットの一つです。

太鼓谷稲荷神社

参道に並ぶ鳥居をくぐりながら境内へと進むと、神聖な雰囲気を感じることができます。また、この神社は津和野の美しい自然に囲まれており、訪れる人々に心の安らぎを提供しています。太鼓谷稲荷神社は、津和野町の歴史や文化を象徴する重要なスポットであり、津和野を訪れた際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

 

安野光雅美術館

安野光雅美術館は、著名な日本の画家で絵本作家の安野光雅(あんの みつまさ 1926~2020)氏の作品を展示する美術館です。安野光雅氏は、緻密で繊細なタッチと独特の色彩感覚を持ち、子どもから大人まで幅広い世代に愛される作品を数多く残しています。彼の作品には、絵本、版画、油絵などがあります。安野光雅美術館

安野光雅美術館は、彼の出身地である三重県や、彼の作品に深い関わりのある地域に設立されていることが多く、彼の創作活動の背景や彼が表現したいかった世界観を深く知ることができる場所です。美術館では、安野光雅氏の代表作だけでなく、初期の作品や希少な素描、彼が世界各地の旅でインスピレーションを得た作品なども展示されていることがあります。

”冬虫夏草のふるさと”島根県津和野の魅力!まとめ

津和野の魅力について、無数の鯉が泳ぐ古いお堀、日本一の清流、星空が広がる夜空、そして歴史的な城跡や神社など、訪れる人々に多くの発見と感動を提供する地です。この地の深い歴史と自然の絶景が、訪れる人々の心に長く残ることでしょう。津和野は、日本の美しさを再発見する旅にふさわしい場所です。